フアイアについて調べている

中国の抗がん新薬「フアイア(Huaier)」は可能性がありそうな気がする

民間代替医療に気をつけろ

【医療法広告違反事例】セカンドオピニオンは標準治療を否定するものではない

医療法無視の悪質サイトを発見 久々に腹立たしいサイトを見つけた。むしろ腹立たしいを通り越して呆れている。 実は先日「がん」関連のキーワードで検索していて出てきた広告がある。 セカンドオピニオンをうたっているが… それにより行きつくサイトが以下で…

副作用の辛さに漢方の勧め【エビデンスはないが】

いろいろな方の闘病ブログを拝見している。 現在すでに病床にある方はもちろん、治療後、一生懸命生活していらっしゃるお姿などさまざまである。 治療が終わって、一応安心していい経過時間というものがある。胃がんや大腸がんでは5年再発がなければおめでと…

大したことない効果を大げさに見せるテクニック【小林製薬シイタケ菌糸体】

がん関連で検索すると、よく出てくる小林製薬のパブリシティ記事。 gan-senshiniryo.jp 蕗書房という、出版社だかネット媒体だかわからないサイトに掲載されている。スポンサーがお金を払って載せたものかよくわからないが、その可能性は高いと思っている。 …

医薬品と食品の彼我【厚労省資料「無承認無許可医薬品の指導取締りについて」より】

医薬品と食品は何が違うか。 医薬品は製造販売広告の管理に、厳密な法の規制を受ける代わりに、認められた「効果効能」を謳うことができる。食品は比較的自由だが効果効能を謳うことができない。それを想起させるような表現もかなり規制される。 「食品は医…

米国食品医薬品局(FDA)は、がんの治療薬としての静脈内高用量ビタミンC点滴の使用を承認していない

高濃度ビタミンC点滴が抗がん剤の治療効果を高めたり、QOLをあげるように喧伝されている事例を多く見受ける。 実際、点滴というものは素晴らしいもので、脱水症状のときに生理食塩水を、疲労の時にブドウ糖を静注するなどすると、數十分から数時間で生まれ…

【書籍紹介】がんの補完代替療法 クリニカル・エビデンス 2016年版

タイトルに掲げた書籍は、特定非営利活動法人 日本緩和医療学会緩和医療ガイドライン委員会のチームがまとめたものである。 近年、がん医療の現場では、特に患者と家族サイドから補完代替療法を求められることが多く、患者の45%が何らかの療法を利用してい…

【日本臨床腫瘍学会発表】がん免疫療法に関する注意喚起について

「がん免疫療法」という言葉のみが一人歩きして、公的な保険適用療法ではない、怪しい民間療法に高額な負担を費やしている人があとをたたない。このことに警鐘をならすために2019年5月30日、公益社団法人日本臨床腫瘍学会は「がん免疫療法に関する注意喚起に…